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ヒューズ・高感。リレキ

ヒューズは適度に取り換えましょう。

スキンシップのはなし

togetter.com

 

 義務教育では「あたまポンポンだめ」って教えるんじゃなく、「触ってもいいですか」と許可を取りなさいと教えたらいいんじゃないでしょうか。加えて、いやだったら明確に断りなさいとも教える必要もありますね。

 あたまポンポンだけ禁忌にしても、それだけにしか使えませんが「許可を取る」なら全てのケースに対応できます。

 

 そりゃあ、さりげなく相手を不快にさせないスキンシップが出来たらスマートでしょうけど、かなり高度なスキルなので、誰かに教わらないと出来ない上に、もともとの向き不向きがあります。

 しかも、現状の日本でそういうの教えられる人って殆どいないんじゃないかな。まわりを見渡しても、だいたいの大人って「さりげないスキンシップ」が出来てないわけですから、そういったスキルを磨ける土壌じゃないわけです。

 

 恋愛指南書みたいなのは売ってますけれど、それって台本だけ読んで落語を覚えようとするようなもんじゃないでしょうか。

 いや私が知ってる恋愛指南系って「円楽のプレイボーイ講座12章」だけなので、実際どうなのかは分からないですけど。(えっ、あれはそういうのじゃない?)

 

 土壌がないのに無理やりにスマートを目指しても、見たこともない異国の料理を作るようなもんで、ビーフシチュー作ろうとして肉じゃがが出来たみたいな幸運が起こればいいけれど、大半はトンデモナイ料理になるわけで食べさせられる人はたまったもんじゃないでしょう。

 それだったら、下手にスマート目指さないで、ちゃんと許可を取るという風潮を根付かせた方がいいんじゃないかな。そういえばセックス合意書なんてのもありましたね。

 許可を明確に取るのっていいと思うんですよ。人間同士の細やかな機微が読めない人っている(私もそうですが)ので、そういう人に無理やり空気を読ませようとすると、「どうせだめだから何もしないでおこう」と抑圧的になるか、「あたまぽんぽん」のようにズレた積極性を獲得してしまうわけで、ならいっそう直接的交渉も全然オッケーって風潮にするのが一番いいと思うのです。許可取るのは当たり前、断るのも当たり前ってなればすっごい楽です。

 

 それで少し前にこういうのがあったのを思い出しました。

 

www.huffingtonpost.jp

 

引用

文化による違いは、社会的ネットワーク(家族、親族、友人など)による違いより影響力が小さいのです。ボディマップも文化が違っていても似た結果になりました

 

 

 と書いてありますが、ちょっと結論が急ぎ過ぎな気がするというか、日本でも同じようになったのだろうかといのは疑問が残ります。文化によってスキンシップの意味合いって変わってくると思うので。たとえば、ハグやキスは国によって意味合いが違うじゃないですか。

 あたまポンポンに戻りますと、日本は男女ともに頭髪にこだわる文化があるので、ボディマップでの頭はもっと黒くなってそうです。

 

引用

面白い結果もあった。女性は男性に比べ、体を触られることに抵抗感が少ない。また男性は、同性に触られるよりも女性に触られる方が抵抗感が少ない傾向にある。

 

 これも生来的な性差が全くないとは思いませんが、文化的な側面が強いように思えます。触ることが性的であると考える度合や、男女の権力構造といった点でボディマップの性差も生まれるのではないでしょうか。

 例えば、触ることに性的意味合いが強いと考えていて、男女に格差があり男性優位だった場合を仮定します。

 この場合、男性が同性に触られるのは性的意図か、優位性を示されていると感じるでしょう。例えば日本なら、上司から部下へ労いの言葉とともに肩を叩くといった接触が起きることがありますが、その逆のパターンはレアです。

 これが異性の場合なら、性的意図を示されていたとしても優位性は崩されないので、積極的解釈をしやすいのです。つまり、異性に触られることを想像したときに、自分の都合のいい相手と状況を考えやすいということです。それにもし万が一、都合が悪い状況でも反抗できるという自負もあります。

 

 女性の場合は、異性からの接触は性的意図と優位性の誇示なので、かなり深刻な印象になるでしょう。逆に同性との接触は、男性同士よりも開かれた印象になります。

 

 接触が性的意味合い以外でも、親密さを表すコミュニケーションであるという文化が根付き、男女の優位性がなくなれば、ボディマップは男女ともに同じ色合いに近づいていくと思います。

 

 日本でこのボディマップの統計取ったらどうなるのか、とても気になるものです。